お知らせ
2014/1/15
法政大学 天文研究会が バルーンを放球します
— 法政大学の放球はほぼ予定どおり実行され、衛星通信を用いた追跡が行なわれました。しかし着地点の悪条件により、回収は延期されています。—
法政大学 天文研究会が 2014年1月16日に放球をおこなう予定です。
2013年8月に初めてメールを頂いてから、苦労を重ねながら放球に至りました。
以下に今回のリーダーである松尾さんからの紹介を記載します。
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私たちは法政大学で、天体に興味ある者の団体で繋がった知り合いです。
知り合った当初は望遠鏡や肉眼で天体を見つめる活動を続けていました。しかし、二年前の一月頃にバルーンサットを知り、私たちでも成層圏まで観測できる事が分かりました。
それからは成層圏を観測したい思いが絶えません。落下の危険や位置の特定といった問題を、どうやって解決するか悩み続けました。
文系キャンパスでできた繋がりの為、位置を測定する機器の電子工作や、落下の速度を安全に落とし込む物理の知識は当然ありません。
そのため、多くの団体や個人の方々にご協力とご教授頂きました。
ご好意に支えられながら、一つ一つ悩みを解決し、ようやく打ち上げまでたどり着く事ができました。
私たちのデータが協力くださった皆様に役立てば幸いです。
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今回の追跡では衛星携帯電話の位置情報サービスを使うそうです。この試みは私達も初めてなので楽しみにしています。衛星携帯は成層圏バルーンに利用できるのでしょうか。
この結果を受けて山梨大学では衛星携帯電話モジュールを用いた制御システムを構築したいと考えており、実験結果に期待が集まります。
#私達kikyu.orgは追跡サイトでデータを受信し、法政大学天文研究会の皆様のバルーンを追跡のお手伝いをます。法政大学に協力するのは2回めになります。